メーカー一覧
メーカー名・UNIVERASAL ROBOTS
■ 企業情報

画像出典:https://www.kyodo-robot.com/frontline/ur_2 

UNIVERSAL ROBOTSは、デンマークに拠点を置く協働ロボット専業メーカーであり、世界で初めて商業用の協働ロボットを生み出した企業です。

「中小企業でも導入がしやすいロボット」の開発を掲げて、デンマークの大学生3人が2005年にUNIVERSAL ROBOTSを設立しました。

2022年12月時点では、UNIVERSAL ROBOTSの製品は協働ロボット市場で最も大きなシェアを占めており、世界の協働ロボット市場を

牽引しています。

引用:https://www.universal-robots.com/ja/

■ 主要機能

〇主力製品

1. 協働ロボット

 

画像出典:https://www.universal-robots.com/ja/

リスクアセスメントを行うことで安全柵なしでの設置が可能となり、省スペース化を実現します。
また、人との協働(作業者との分業)により、細分化した一部作業の自動化が可能となります。
eシリーズは、3・5・10・16・20kgの5種類の可搬でラインナップされており、組立、塗装、ネジ締め、ラベル貼り、梱包、研磨、溶接、検査といった多種多様な作業工程で活用されております。

引用:https://www.universal-robots.com/ja/

 

2. UR+ソリューション

画像出典:https://www.universal-robots.com/ja/

UR+とは、UNIVERSAL ROBOTSによって認証された周辺機器やアプリケーションです。

UR+と認定されたカメラやロボットハンド等の周辺機器は、ロボット本体と同様にティーチペンダント

を通しての簡易設定が可能となり、信頼性の高い操作を実現します。

引用:https://www.universal-robots.com/ja/

■ 特色

◆特色

1.簡単なプログラミング
実際のプログラミングでは、大きく分けて2つの方法があります。
①直感的に操作ができるタッチスクリーン形式のティーチングペンダントでの操作
②ロボットアーム先端を掴みながら、位置を決めてポイントを作成するダイレクトティーチングでの操作
これらの2つの方法により、熟練の技術者でなくても迅速にプログラミングの作成が可能となります。

2.多品種少量生産の自動化
軽量かつ省スペースで、既存設備のレイアウトを変更することなく簡単に再配置が可能となります。
これにより、複数工程を1台で対応することができる為、多品種少量生産の自動化を実現します。

3.協調安全
UNIVERSAL ROBOTSには、ロボット自体の出力、動作速度の制限をする安全機能が搭載されています。
また、接触センサや近接感知時動作モード等の機能により、多様な手段でのリスクアセスメントが可能となります。

引用:https://www.universal-robots.com/ja/

メーカー名・川崎重工株式会社(Kawasaki Robotics)
■ 企業情報

画像出典:https://www.khi.co.jp/corporate/outline.html

川崎重工様は自動車部品製造や半導体部品製造を行う工場内の溶接・塗装・組立・研磨・搬送等、様々な工程の自動化に係るロボットを50年以上にわたって製造しております。

取り扱い製品はロボットだけではなく、輸送機器用部品、エネルギープラントやガスタービン、そしてモーターサイクルと多岐にわたります。

又、ロボットにおいても、一般的な産業用ロボットのみならず、2017年に熟練技術者の技能伝承ロボットシステムの「 Successor(サクセサー) 」、

2019年に自動式ロボット「 TRanbo(トランボ) 」を発売。さらに2020年にはグループ会社のメディカロイドと共同開発した国産初の手術支援ロボットである「 hinotori(ヒノトリ)サージカルロボットシステム 」を発売。

2022年現在、ヒューマノイドロボット「 Kaleido(カレイド) 」も開発を進めており、様々な分野に活用できる製品を開発・販売しているメーカーです。

引用:https://kawasakirobotics.com/jp/blog/story_2/

■ 主要機能

〇主力製品

1. 産業用ロボット

画像出典:https://kawasakirobotics.com/uploads/sites/2/2022/01/Lineup_J_220921.pdf

 

川崎重工様は、世界初の産業用ロボットを開発したアメリカの企業である「 ユニメート社 」と技術導入契約を結び、日本初の産業用ロボットとして「 川崎ユニメート 2000型 」を開発・販売した企業です。

それから現在に至るまで幅広い業界・工程で活用できる産業用ロボットを次々と開発・販売を行っております。

一般的な搬送用ロボットでは可搬重量3㎏の小型のものから1.5t可搬の超大型のものまであり、

さらに塗装用防爆仕様、シーリング仕様、アーク溶接仕様、パレタイズ仕様、医薬用オールステンレス仕様、ウエハ搬送仕様等

様々な工程専用に開発されたものもあり、使用用途に応じて豊富なラインナップから機種選定できることが魅力となっております。

また特徴の一つとして、2021年6月にロボットと周辺機器を速やかに接続し、容易にシステム構築を行うことのできるオープンプラットフォームである「 K-AddOn 」の運用をスタートしています。

これにより、ロボット導入時の周辺機器を活用した検証をスムーズに行うことができるようになっていることが挙げられます。

2022年12月現在において、ロボットハンドメーカー、ビジョンカメラメーカー、AIソフトメーカー等の様々な機器メーカーが17社参画しており、

あらゆる工程の自動化をスムーズに検討することが可能となっております。

引用:https://kawasakirobotics.com/uploads/sites/2/2022/01/Lineup_J_220921.pdf

 

2. 共存ロボット(duAro)

 

協働ロボットとしては革新的な双腕スカラ型ロボットの「 duAro2 」が最も特徴的だといえます。

双腕である為に、様々な作業を同時並行して作業を行うことができる為、協働ロボットを導入する際の最大のデメリットである

協働用動作速度によるタクトタイムの増加を最低限に抑えることが可能です。

又、コントローラはキャスター付き台車に内蔵されており、簡単に移動・設置が可能であることも大きな魅力だといえます。

可搬も片腕3kg、両腕6kgと従来機種である「 duAro1 」よりもパワーアップし、さらに幅広く活用できます。

引用:https://kawasakirobotics.com/jp/products-robots/duaro2/

■ 特色

1.産業用設備分野

・油圧機器・油圧装置

大きな力が必要な時活用できる、信頼性と耐久性に優れた多彩なラインナップが魅力です。

・産業用 / 協働ロボット

50年以上に渡って培った経験と実績による高精度で多分野に適応できるラインナップが魅力です。

・産業用機器

産業用プラント、環境・リサイクル処理設備、インフラ整備設備、石油・ガス、医療産業システム、工場用製品等の

様々なシステムの開発・供給を行っています。

 

2.輸送用機器

・航空宇宙

日本を代表する機体・エンジンメーカーである為、幅広く事業を展開しています。

・鉄道車両

1906年に着手を始めて以来、国産化初の蒸気機関車や日本初のアルミ車両等、様々な車両を製造しています。

・船舶海洋

上記の様々な機器・部品製造の経験と最新技術を組み合わせ、安全な船舶建造や船舶機器の製造を行っています。

 

引用:https://www.khi.co.jp/

メーカー名・株式会社不二越 (商標:NACHI)
■ 企業情報

画像出典:http://www.nachi-fujikoshi.co.jp/company/index.html

 

不二越は1928年(昭和3年)に当時ほとんど輸入に頼っていた機械工具の国産化を目指して、富山市に創立され、

創業者である井村荒喜様は「 機械工具分野の自立こそ、わが国の産業を発展させる基礎である 」という強い使命感でこの抱負を、創業の精神である「 不二越 」に表されました。

その為、現在の取り扱い商品は、切削工具はもちろんのこと、工作機械、ベアリング、油圧機器、カーハイドロリクス、特殊鋼、サーモテック、産業用ロボット、協働ロボットと

幅広く取り扱っております。

 

引用:http://www.nachi-fujikoshi.co.jp/company/name.html

■ 主要機能

〇主力製品

1. 産業用ロボット

画像出典:http://www.nachi-fujikoshi.co.jp/rob/index.html

 

不二越様ではこれまで主に自動車生産ライン向けの自動化システムを製造していることが多かったのですが、そのノウハウを集結させることで、

自動車生産以外の多様な製造業様のニーズにこたえる最先端のロボットをお客様に届けることもモットーとして開発を行っています。

そんなお客様に安心して、不二越製のロボットを活用いただけるよう、製品や技術相談窓口を各営業所に設置していたり、

ロボットスクールを定期的に開催することでお客様の技術力向上のお手伝いをしていたりとお客様ファーストなアフターサポートが魅力となっております。

又、製品ラインナップも豊富で一般的なハンドリングロボットであっても、1㎏可搬の超小型ロボットから700㎏可搬のような大型まで取り揃えていたり、

スポット溶接、シーム溶接用といった要素技術が必要な工程用のロボットも取り揃えていたり、必要に応じた機種を選定できることも魅力です。

引用:http://www.nachi-fujikoshi.co.jp/rob/juryo/index.html

 

2. 人協働ロボット

安全に活用できる協働ロボットの特性でもある、人との接触を感知し停止する機能はもちろんのこと、

他のメーカーの協働ロボットよりも関節部に隙間を持たせた独自のデザインとなっており、

人と協働で作業を行った際にも、ロボット本体の関節で挟み込みが発生しにくい構造であることが特徴です。

又、アーム本体がかなりスリムになっている為、例えば加工機へのワークのロード・アンロードの際においても、

周辺機器と干渉がしにくい為、ティーチングであったりシステム構成が行いやすいといえます。

 

引用:http://www.nachi-fujikoshi.co.jp/rob/hand/cz10a.html

■ 特色

1.ロボット分野

元々主要ユーザーであった自動車部品製造業様向けのロボット販売及びロボットシステム販売がメインだったものの、その知見を活かして

その他の製造業様でも活用できるような豊富なラインナップを誇ります。

2.工作機械分野

ロボットメーカーであると同時に切削工具及び切削機械のメーカーでもある為、

MQL加工・ハード仕上加工などのプロセス提案、高速・高性能、フレキシビリティを備えた工作機械の開発と確かな品質で機械加工全般のサポートが受けられます。

又、加工機へのワークの投入・排出工程の自動化についても不二越製ロボットを活用して、一括での提案が可能である為、

加工機とロボットのメーカーが同様という効率的なシステムを構築することができます。

 

引用:http://www.nachi-fujikoshi.co.jp/kos/index.html

メーカー名・株式会社ダイヘン
■ 企業情報

画像出典:https://www.daihen.co.jp/company/domestic_factory/

 

創業当時の経営理念である「 品質優良 価格低廉 納期迅速 」の精神を今日に至るまで継承しつつ、

「 信頼と創造 」を現在の経営理念としております。

その理念のもと、関係する人々との信頼を大切にし、常に新しい価値を創造することで、健全な成長と社会貢献を実現しております。

 

引用:https://www.daihen.co.jp/company/philosophy/

■ 主要機能

〇主力製品

1. 産業用ロボット

画像出典:https://www.daihen-robot.com/products/

 

溶接機器を開発する過程で、ユーザーより自動溶接装置のニーズを受け、現在のティーチングプレイバック方式のアーク溶接ロボットを1979年に開発しました。

その為、産業用ロボットの中でもアーク溶接用として活用する為のロボットが数多くラインナップしており、

中でも業界では数少ない7軸多関節ロボットは、一般的な6軸多関節ロボットよりも多様な姿勢制御を行うことができる為、

複雑な形状のワークに対しても適切な溶接姿勢をとることができ、アーク溶接工程には最適です。

又、溶接用のオプション機器も多数取り揃えており、ワイヤの正送と逆走を繰り返し超高速の短絡制御を行うことで極低スパッタを実現したシンクロフィードGMA溶接システムや

アーク溶接時の溶接プールに、通常のワイヤとは別のフィラーワイヤを挿入していくことで溶接プールの冷却を行うことで低入熱でひずみの少ない溶接が可能となるコールドタンデムGMA溶接等があります。

引用:https://www.daihen-robot.com/

 

2. ウエハ搬送ロボット

真空環境用と大気環境用どちらもラインナップし、さらに高耐熱型、高可搬型、高速・低振動型、高精度・低振動型、防滴等といった

工程ごとに必要な要素を持った機種も豊富にあることが特徴といえます。

主に半導体製造装置の搬送システムに活用される為、高速・高精度・高可搬・低振動などのなくてはならない要素において高性能となっており、

特に" 高速 "については、ロボットアームと旋回軸にダイレクトドライブモータを搭載した「 UT-VDW3000 」が特に秀でている機種となります。

これはアーム伸縮伝達にスチールベルト、ハンド上にはこう摩擦パッドを採用することで、ロボットの高速動作時の振動を大幅に低減するとともに、

極限までウエハ滑りを抑制することで真空環境下で世界最速クラス(※2022年11月現在)の” 650WPH ”の高精度高速搬送を実現しております。

※WPHとは : 1時間当たりの処理枚数。650WPHであれば1時間当たりの処理枚数が650枚

又、半導体ウエハ搬送に特化した制御コマンドインターフェースと簡単なティーチング操作が初めてロボットを操作するユーザー様にとっても

扱いやすい構成であることも魅力の一つです。

引用:https://www.daihen.co.jp/products/cleanrobot/wafer/

■ 特色

1.溶接分野
DAIHEN製のロボットは、アーク・スポット溶接、ハンドリング、シーリングと多彩なアプリケーションに対応していることに加えて、特に溶接分野において高いシェアを誇り、
溶接機との連携の良さが大きな特徴です。

2.豊富なバリエーション
「アルメガ・プレミアムフレンドリーシリーズ」では、3㎏~6㎏の低可搬、15㎏~50㎏の中可搬、166㎏~210㎏の高可搬の幅広い可搬タイプで展開されており、ユーザーの
多様なニーズに応えます。
また、マニピュレーターのアーム長のタイプの違いやケーブル内臓有無、最先端の7軸ロボットなど、様々な用途に応じたラインナップが展開されております。

3.溶接品質
さまざまな溶接部位や条件でも安定した溶接を可能としたのが、独自の電流波形制御を応用した「シンクロフィード溶接」です。
ワイヤ送給と溶接電流のシンクロ制御によって、幅広い電流域で極低スパッタ・高品質溶接を実現し、低入熱・低スマットの高品質なアルミ溶接も可能とする溶接法です。
また、世界最高レベルの軌跡精度で、ロボットの姿勢によらず広い範囲で高い軌跡精度を実現します。

アーク溶接ロボットでは、世界でトップシェアを誇っているメーカーです。

メーカー名・株式会社安川電機
■ 企業情報

画像出典 : https://www.yaskawa.co.jp/company

安川電機様はグループの経営理念として事業の遂行を通じて広く社会の発展、人類の福祉に貢献することにあるとしています。

その使命達成のために、次の3項目を掲げております。

 

1. 品質重視の考えに立ち、常に世界に誇る技術を開発、向上させること。

2. 経営効率の向上に努め、企業の存続と発展に必要な利益を確保すること。

3. 市場志向の精神に従い、そのニーズにこたえるとともに需要家への奉仕に徹すること。

 

引用 : https://www.yaskawa.co.jp/company/management/policy

■ 主要機能

〇主力製品

1. 産業用ロボット

 

画像出典:https://www.yaskawa.co.jp/product/robotics

1977年に日本で初めて全電気式1の産業用ロボットをMOTOMAN(モートマン)という機種名で販売を開始し、現在に至るまで50万台強が世界中に出荷されています。(国際ロボット連盟" IFR "  2020年発表値)

自社でサーボモーターを開発・製造している強みを活かし、溶接や塗装などの用途に最適な構造を実現した産業用ロボットとなっております。

製品ラインナップが大変豊富で アーク溶接用、スポット溶接用、ハンドリング・組み立て用、バイオメディカル用、パレタイジング用、プレス間搬送用、

シーリング・切断・レーザー加工用、バリ取り・研磨用、塗装用、パネル輸送用、半導体ウエハ搬送用と幅広い業界の自動化に対応していることも強みの一つです。

又、株式会社YEDIGITALというソフトウェア開発会社がグループ会社にあり、IoTやAIといったソフトウェアを産業用ロボットに組み込むことで

サーボモーターの状態や作業結果の情報を収集・蓄積・分析できるようになり、予知保全や生産管理を行うことが可能です。

引用 : https://www.yaskawa.co.jp/product/robotics

 

 

2. 人協働ロボット

 

画像出典:https://www.e-mechatronics.com/product/robot/special/hc10/collaborative/index.html

安川電機様は人協働ロボットとして” MOTOMAN-HCシリーズ ”として販売しており、可搬重量も10kg / 20kg / 30kgと工程に応じて選択できるラインナップとなっております。

又、多種多様な工程や現場に活用できるように、ロボットをそのまま洗うことができる防塵・防滴仕様であったり、

塗装片の発生を避けるためアーム表面に塗料を使わず特殊表面処理を施したモデルがあり、食品製造・加工工程であったりクリーン環境工程なども安心して活用することができます。

さらにロボット本体の手首から先にあたるエンドエフェクタ部であるグリッパー吸着ハンドなどのツールも交換しやすい工夫が進んでいます。

これについては” YASKAWAPlug&Play Kit ”として様々なツールメーカーと協同で開発を行っている為、ロボットと非常に親和性の高いツールを活用することが可能です。

引用 : https://www.e-mechatronics.com/product/robot/special/hc10/collaborative/index.html

■ 特色

1.ロボットの仕組み
安川電機では、産業用ロボット(MOTOMAN)に組み込まれる主要部品であるサーボモータを自社で開発して最適化しています。
能力を最大限に発揮する制御ソフトウェア技術のほかに、溶接や塗装などの用途に最適な構造や機能を実現するアプリケーション技術などを組み合わせて開発・展開
されております。

2.スマート工場に向けたソリューション
工場の生産ラインの一つの単位である「セル」を産業用ロボットやサーボモータ、インバータで自動化することを得意としていましたが「セル」の自動化に加えてそれらの
デジタルデータでの管理を実現したのがi³-Mechatronics(アイキューブ メカトロニクス)です。自動化ソリューションにデータを活用する技術による「デジタルデータのマネージメント」
で、工場の機器の稼働状況や生産状況を数値化して生産管理することができるようになります。

3.専用オプション
安川電機のロボットには、ロボットの自立性を向上させる専用オプションが展開されております。
例えば、MOTOMANの専用オプションとなるMotoFit は、6軸力センサユニットでセンサを使用することで人手でしかできなかった精密かん合や研磨作業の自動化を実現します。
また、ロボット用プログラミングペンダントから操作可能なビジョンも展開されており、ワーク位置を高精度に認識するビジョン「Motosight2」と、バラ積みワークのピッキング作業の
自動化を実現したビジョン「Motosight3」があり、様々な部品に対応することが可能になる機能があります。

メカやコントローラー設計の他、サーボモーターやドライブを内製化していることで、フレキシブルな製品の開発や提供を行っているメーカーです。

メーカー名・FANUC(ファナック)株式会社
■ 企業情報

画像出典 : https://www.fanuc.co.jp/index.html#

 

基本理念として” 厳密 ”と” 透明 ”を掲げており、次の3つのキーワードを基に事業を展開されております。

 

1. one innovation

画像出典 : https://www.fanuc.co.jp/ja/profile/principle.html

ファナックのFA・ロボット・ロボマシンの3事業及びサービスが「 one FANUC 」として一体となり、

世界の製造現場に革新と安心をお届けします。

 

2. 壊れない 壊れる前に知らせる 壊れてもすぐ直せる

画像出典 : https://www.fanuc.co.jp/ja/profile/principle.html

ファナックは世界の工場の稼働率向上を目指しています。

 

3. Service First

画像出典 : https://www.fanuc.co.jp/ja/profile/principle.html

ファナックは「 サービスファースト 」の精神のもと、世界に260異常のサービス拠点を置き、

100ヶ国以上でファナック商品を生涯保守いたします。

 

 

製品としてはCNCやサーボモーターなどのFA機器から、産業用ロボット・協働ロボット、ロボドリル・ロボショット等の加工機や

IoT商材までFA分野において幅広い商材展開を行っています。

 

 

引用 : https://www.fanuc.co.jp/index.html

■ 主要機能

〇主力製品

 

1.ロボドリル

画像出典 : https://www.fanuc.co.jp/ja/product/robomachine/index.html

特徴

・主軸30番といわれる7/24テーパの主軸端をもつ工作機械において、呼び番号30のサイズの主軸を装備しており、

高速・高精度・高効率小型切削加工機です。

 

・省エネにつながる機能として、モータ減速時の回生エネルギーを電源に返す電源回生方式を、

ファナックでは他社に先駆けて1994年より採用しています。回生エネルギーは工場内の他設備の動力として使用され、

電力消費の低減に繋がります。

 

・AI熱変位補正機能により、機械の稼働状態から、ボールネジの伸びや鋳物の変形を推測し、リアルタイムで補正を行います。

温度センサを追加した新方式(オプション)では、周囲温度の変化にも追従することが可能で、これにより

気温の変化等に関する生産品質の変動を抑えることができます。

 

 

2.産業用ロボット及び協働ロボット

画像出典 : https://www.fanuc.co.jp/ja/product/robot/index.html

特徴

・産業用ロボットでは6軸多関節ロボットからスカラロボット、パラレルリンクロボットと

多様な機械構造形式のロボットを製造しており、

その中でも動作範囲550㎜程度で本体重量が20㎏、可搬重量4㎏の小型から、

動作範囲4000㎜程度で本体重量が11000kg、可搬重量2300㎏の

超大型まで幅広いラインナップを展開しております。

 

・協働ロボットの製造/販売にも力を入れており、

CRXという機種は可搬重量が5㎏、10㎏、20㎏、25g(2022年11月現在)といった幅広いラインナップと

操作のしやすいタブレットTPで直感的に操作できるタイプと従来のTPの2タイプを選択することができ、

ユーザーがストレスなく操作することが可能です。

 

 

引用 : https://www.fanuc.co.jp/index.html

■ 特色

1豊富なラインナップ
FANUC製ロボットはあらゆる製造分野で活躍できる豊富なラインナップが特徴の一つです。
可搬重量は7kg~14㎏の小型ロボット「LRmateシリーズ」、25㎏~120kgの中小型ロボット「M-○○iシリーズ」「R-1000iシリーズ」、100㎏~2300㎏の大型ロボット「R-2000iシリーズ」
と幅広く、搬送、溶接、組立、塗装、検査等のあらゆる用途に対応していることも特徴といえます。

2.様々なアプリケーションに対応
FANUCのロボットには、ロボットの柔軟性を最大限に活かす様々なアプリケーションがあります。
ワークとの接触を伴う作業の場合は、マニピュレーターの手首部に搭載されたセンサで力制御を行い、指定した押しつけ力を維持しながらツールを移動させることが可能なオプション
「力センサ」があります。
形状が複雑なワークに対して有効なビジョンシステム「IRvision」は、2Dビジョンから3Dビジョンまで対応されています。この「IRvision」で、ワークを独立して認識する為、ワークが正確に
置かれていないバラ積みワークのピッキング作業の自動化も可能となります。
製造業での更なる生産性向上と効率化を目指した製造業向けオープンプラットフォーム「FIELDsystem」では、製造現場のあらゆる機器を接続し、生産の見える化や予防保全、
AIを活用した高度な分析、分析結果に応じた機器のコントロールが可能です。
その他にも、様々な作業の自動化を可能にする機能やロボットの活用をサポートするオプションが多くあります。

3.ロボットの保全・管理
製品開発の方針として『壊れない・壊れる前に知らせる・壊れてもすぐ直せる』をスローガンとして、サービスファーストをモットーにFANUC製品の生涯保守を行っています。
その為、ロボットの部品供給期限がなく、定期的なメンテナンスの実施で、長く使い続けていくことができます。

FANUCは、製品の信頼性や保守サービスなどの強みを生かして高シェアを誇っているメーカーです。

メーカー名・パナソニック コネクト株式会社
■ 企業情報

画像出典:https://connect.panasonic.com/jp-ja/

 

パナソニックホールディングスの内の1社であり、パナソニックグループにおいて、

​B2Bソリューション事業成長の中核を担い、顧客起点でお客様の「現場」に貢献する新しいソリューションを提供する会社となっております。

製品・サービスの中には、映像機器システムや音響機器から半導体関連や通信・ネットワークまで幅広く取り扱いがあり、

その中でも主力商品として

アーク溶接機、アーク溶接ロボット、レーザー溶接ロボットを製造・販売しています。

パナソニックコネクトという社名になる以前から長年、

アーク溶接機、アーク溶接ロボット、レーザー溶接ロボットを製造・販売しており、

アーク溶接業界では老舗企業の1社であるといえます。

 

引用: https://connect.panasonic.com/jp-ja/

■ 主要機能

〇主力製品

 

1.溶接電源融合型ロボットTAWERS WGⅢ / WGHⅢ

画像出典: https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services_welding_products_industrial-robots_arc-welding-robot_tawerswg3

 

特徴

・溶滴移行安定化制御(MTS制御)により、CO2特有のスパッタを抑制が可能となっています。
CO2溶接だから得られる安定したなべ底形状溶込みを維持しつつ、
フルデジタル溶接機(350GB2)と比べて150A領域で最大75%スパッタを低減します。

・溶接波形制御技術で、短絡領域の低スパッタ化を実現しており、薄板MAG溶接に対しても
フルデジタル溶接機(350GB2)と比べて150A領域で最大90%スパッタを低減します。

・HD-PLUSといわれる機能によりアーク長を短く、アーク幅を狭くすることで、高速溶接時の溶着量不足による
アンダーカットの発生を抑えることで、高速のパルス溶接が可能となっております。

・パナソニックコネクト様のこれまでの豊富な溶接条件に関する知識を詰め込んだ溶接ナビという機能により、
溶接継手とワークの板厚を入力するだけで電流・電圧等の溶接条件が自動設定されます。
その条件から溶接速度や脚長を設定変更することもでき、大変使い勝手の良いシステムとなっております。

 

 

2. ハイエンドモデル Super Active TAWERS

画像出典: https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services_welding_products_industrial-robots_arc-welding-robot_tawerswg3

 

特徴

・スーパーアクティブワイヤといわれる、溶接ワイヤを正送と逆走を繰り返す高精度な送給精度を行う溶接工法により
ワイヤの短絡及び開放を確実に行うことで、極低スパッタを実現しております。※フルデジタル溶接機との比較でスパッタ量最大99%削減
その制御には通常のワイヤ送給装置の他に、溶接ワイヤのペールパック用外筒用カバーの上部に取り付けるワイヤーブースターや
ツールの先端に取り付けるフィードユニットといわれる2つのワイヤ送給装置が取り付けられていることで実現しております。

・上記の溶接工法により、高速溶接も可能となっております。
サンプルでは、軟鋼 SPCCの継手は重ね、CO2溶接、板厚3.2㎜に対して溶接電流320A 溶接速度110cm/minで
溶接を行い、極低スパッタで大変きれいな溶接外観を実現しております。
※従来比2倍以上の溶接速度

・Heat Balance Control(HBC)といわれるソフトにより、低入熱コントロールが可能となる為、
溶接速度やギャップ裕度が大幅に拡大することで、高張力鋼板などの薄板に対して
有効な溶接を行うことが可能となっております。

・その他、最大電流450Aの高電流仕様で中厚板溶接への適用であったり、
アルミ溶接用専用ソフトにより材質がアルミのワークに対しても極低スパッタでブローホールを低減することが可能です。

 

 

引用: https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services_welding_products_industrial-robots_arc-welding-robot_tawerswg3

■ 特色

元々、アーク溶接機の製造・販売を得意としており、それを活用して産業用ロボットの中でもアーク溶接用のロボットの製造・販売に特化しております。

1.溶接ロボットの特徴
Panasonicは溶接機の大手メーカーで、自社製の溶接機を使用した溶接工程を自動化するにあたり溶接ロボットシステムという形で展開されております。
新工法のスーパーアクティブワイヤ溶接法では、「適用電流域拡大」と溶接ワイヤが正送と逆送を繰り返す「高精度送給」にて、スパッタの発生量を大幅に
削減しつつ高速で溶接をしても綺麗なビード外観が実現されております。

2.豊富なバリエーション
ロボットのタイプやアーム長は、用途に併せて選択が可能になります。
ロボットタイプは、ワイヤ送給性を重視した「外装タイプ」、ケーブルの干渉低減を重視した「内蔵タイプ」、高いワイヤ送給製と周囲への干渉低減を両立した「セパレートタイプ」の
3種類があります。
また、メインとなる溶接ロボットは、アーム長が850mm~950mmで省スペースを実現する「TSシリーズ」、アーム長が1100mm~1800mmの「TMシリーズ」、アーム長が1800mmで高可搬
「TLシリーズ」の3種類です。
ロボットの仕様バリエーションが多く、あらゆるワークサイズ・用途に対応されております。

3.高品質溶接
ロボット自体が溶接をフルコントロールすることで、トーチの動作と同期してより緻密な溶接条件コントロールが可能となり、高い溶接性能による高品質溶接を実現しております。
長年の経験により蓄積した豊富な「溶接条件データベース」を標準搭載しているので、ロボットを操作するティーチペンダントで溶接条件を簡単に確認と設定が可能です。
また、自動設定された条件から脚長・溶接速度の調整も可能で、その変更に応じて電流・電圧条件を自動計算します。

パナソニック製溶接ロボットは、個人の溶接技量に依らない作業環境を実現しています。