安全対策を定めている労働安全衛生法は適宜改正されます。近年の改正では、労働者への健康障害発生のリスクが高い化学物質として溶接ヒュームが加わり、溶接ヒュームばく露防止措置が求められるようになりました。
■法改正に伴い必要となる措置(令和3年4月1日以降順次施工)
・全体換気装置による換気
・空気中の溶接ヒューム濃度の測定
・換気装置の風量増加等必要な措置
・床の掃除等
・呼吸用保護具の使用
・特定化学物質作業主任者の選任
・特殊健康診断の実施
ロボットに対する法令も改正されていく可能性がありますので、都度把握し、法令を遵守するよう努めなければなりません。