中古ロボット売却時のコツ
産業用ロボットは、導入時に大きな投資となる設備のひとつです。
そのため、入れ替えや生産ラインの変更などによって不要になったロボットも、売却の仕方次第でしっかりと価値を残すことができます。
実際には、ロボットのメーカー・機種・年式・状態によって買取価格は大きく変わり、状態の良い比較的新しい機種では高額査定となるケースも
あります。
今回は、ロボット売却時に少しでも査定に、査定時に必要な情報3点と査定価格を上げる為のコツ4選をご紹介します。
目次
1.ロボット売却時の査定に必要な情報とは
2.ロボット査定価格を上げる為のコツ4選
1.ロボット売却時の査定に必要な情報とは

ロボット売却時の査定に必要となる情報は、主に下記3点となります。
1.ロボット基本情報【メーカー・型式・年式】
中古ロボットの査定において、まず重要になるのがロボットの基本情報です。
基本情報とは、メーカー・型式・年式の3点が主に挙げられます。
これらの情報は、査定額を決めるうえで非常に重要な判断材料となります。
比較的新しい年式のロボットや、現在でも需要の高い型式であれば、査定額が高くなる可能性があります。
また、査定を依頼される際には、ロボット本体や制御装置にある銘板(ネームプレート)の写真を共有されると、買取側も型式や年式の
確認がしやすくなり、査定のやり取りも簡潔になります。
売却前には、ロボット本体だけでなく、コントローラやティーチングペンダントなど関連機器の型式もあわせて確認しておくとよいです。
1. メールの件、
2.最終稼働日
最終稼働日は、単なる参考情報ではなく、ロボットの現状を判断するうえで大切なポイントになります。
たとえば、最近まで問題なく稼働していたロボットであれば、「長期間放置されていた設備」に比べて、状態が良いと判断されやすくなります。
一方で、何年も電源を入れていない、長期間倉庫に保管していたという場合は、内部部品の劣化や動作確認の手間が発生する可能性があり、
査定に影響することがあります。
そのため、査定依頼の際には、「〇年〇月まで実際に生産ラインで使用していた」「設備入れ替えのため取り外し、その後は屋内保管している」
といったように、できるだけ具体的に伝えることが大切です。
もし可能であれば、最終稼働時の状況や取り外し前に正常動作していたかどうかもあわせて共有すると、より正確な査定につながります。
2.
3.メンテナンス状況
中古ロボットは、これまでどのような環境で使われ、どのように保守されてきたかによって評価が大きく変わります。
たとえ年式が少し古くても、定期点検が行われており、消耗部品の交換履歴や整備履歴がしっかり残っているロボットは、安心して再販
しやすいため、査定上もプラスに働きます。
反対に、メンテナンス履歴が不明だったり、故障歴があっても内容が分からなかったりすると、買取側としては状態判断が難しくなり、
慎重な査定になりやすくなります。
具体的には、以下のような情報があると査定時に役立ちます。
- 定期点検の実施有無
- 部品交換履歴
- 修理履歴
- 異常停止や不具合の有無
- 現在の動作状況
- 保管環境
また、取扱説明書・点検記録・整備記録などの書類が残っている場合は、あわせて提示することで査定がスムーズになります。
2.査定価格を上げる為のコツ4選

1.付属品の有無
1.査定額を左右する大きなポイントのひとつが、付属品の有無です。
ロボット本体だけでなく、コントローラ、電源ケーブル、エンコーダケーブル、ティーチングペンダント、ペンダントケーブル、付属基板、
センサー類などが揃っているほど、再販価値は高まりやすくなります。逆に、ペンダントが欠品していたり、ケーブルが破損していたり、
どこかの軸が故障していると、買取不可や減額につながる可能性があります。
売却前には、関連部材が倉庫や制御盤まわりに残っていないかを一度確認しておくことをおすすめします。
また、取扱説明書やロボットの仕様書、点検履歴がわかる書類等も併せて確認しておきましょう。
2.売却のタイミング
中古ロボットは、年式や状態によって評価が変わるため、不要と決まった段階で早めに動くことが大切です。
状態の良い比較的新しい機種では、定価の半値程度での買取実績もある一方で、年式や状態によっては価格がつかない場合もあります。
「いつか処分しよう」と保管したままにしておくと、経年劣化や情報紛失によって査定条件が不利になることもあります。
価値が残っているうちに相談することが、高く売るための基本です。
3.専門業者に依頼する
産業用ロボットは、一般的な中古機械とは異なり、メーカー・用途・可搬重量・制御装置・市場需要などを踏まえた専門的な査定が必要です。
また、専門業者であれば再販ルートや整備ノウハウを持っているため、単純なスクラップ評価ではなく中古設備としての価値を見てもらい
やすくなります。
また、ロボットに慣れていないメーカーとのロボット売買トラブルは少なくありません。
その為、HPやサイトにて、売却先の会社情報や取引実績等を確認することをおすすめします。
4.運搬条件の相談
意外と見落としがちなのが、引き取りや運搬にかかるコストです。
査定先によっては持ち込みや運送手配を売主側で行うことで、運搬費用分の減額がなくなり査定額アップにつながるケースがあります。
もし自社で搬出段取りができる場合は、その点も含めて相談するとより有利な条件を引き出せる可能性があります。
上記内容を査定前に確認することで、中古ロボット売買がスムーズかつ正確な査定を受けることができ、高値売却につながるので実践してみて
ください。
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