2024年05月23日
コラム

テックマンロボットの特徴について

 

目次

1. テックマンロボットとは?

2. ランドマーク補正の特徴

3. テックマンロボットの【 無料 】簡易操作講習会のご案内

 

 

1.テックマンロボットとは?

 

テックマンロボットとは「Quant Storage社」を親会社にもつ台湾のTechman Robot社が開発した

世界初のAIビジョン標準搭載型協働ロボットです。

2014年の創業以来、着実にシェアを伸ばしており、2018年には協働ロボットの世界シェア第2位となっている程、普及しております。

テックマンロボットのその最大の特徴であるAI搭載型のビジョンカメラを標準搭載している為、

協働ロボットとは別にビジョンカメラ、制御装置、照明等を購入・準備する必要がなく、導入時のイニシャルコストを低減できます。

さらに、ロボット一体型である為に、カメラの操作も簡単に行うことができる為、

システム立ち上げにかかる工数やティーチングプログラム作成工数も低減させることができることが大きな特徴といえます。

又、ランドマークと呼ばれる位置補正用マーカーをビジョンカメラで認識することで自身の位置補正を行うことができる機能を保有している為、

テックマンロボットをAMRやAGVに搭載して自動移動式システムを容易に構築することが可能です。

 

 

 

 

2.ランドマーク補正の特徴

 

上記にも記載しておりますランドマーク補正について詳しくご紹介致します。

テックマンロボットでも活用できる「 ランドマーク補正 」機能とは、ロボットと周辺機器の相対位置が変動した場合でも

ビジョンカメラで「 ランドマーク 」と呼ばれる位置補正用の印を認識することで、X・Y・Z方向の位置情報を取得し、

その数値を基にロボットが自動で位置補正を行う機能となります。

これに活用されている位置補正用の印をテックマンロボットの場合は「 TMランドマーク 」と呼んでおります。

メーカー公称値のランドマークによる位置補正精度は±0.1㎜としており、高い位置精度が必要な作業においても活用することが可能です。

参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=eSuXo_aUcwU

この機能をうまく活用することで、ロボット本体を移動させても位置修正作業を行わなくてもよくなるため、

AGV・AMR・手動台車にロボットを搭載した移動型システムを構築することが可能となります。

移動型ロボットシステムは、必要な時に必要な作業工程をロボットによる自動作業とすることができ、

1製品・1加工機に対してロボットシステム1式を導入しても、償却できないような少量多品種工程の自動化に最適です。

 

 

 

 

3.テックマンロボットの【 無料 】簡易操作講習会のご案内

 

AI搭載型ビジョンカメラ付き協働ロボットを簡単に安価で活用することができるテックマンロボットですが、

「 本当に簡単に操作できるのか 」 「 ランドマーク補正の精度って本当に0.1㎜でできるのか 」等、疑問を感じられるのではないでしょうか。

そこで弊社では無料でテックマンロボットを実際に操作頂ける講習会を開催しております。

基本操作からビジョンカメラを活用したプログラム作成、ランドマーク補正機能等を行っていただける講習会となっており、

テックマンロボットの性能を実際に肌で感じていただけます。

東名高速名古屋IC降りてすぐの愛知県長久手市にて開催しており、先着4名様までとなっております。

ご興味のある方は是非お気軽にお問合せ下さい。

 

 

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