Question

産業用ロボットの費用対効果が出る期間は、一般的にどれくらいでしょうか?

Answer

産業用ロボットは、ロボット本体で300万~、その周辺機器:安全策や冶具等を含めると1000万円以上の導入費用が必要になります。

(安全策や冶具が不要な協業ロボットの場合や、スカラ等はもっと安価になります)

ロボットの導入費は高額になる場合が多いですが、生産性向上・不良率低下・人件費削減から費用対効果を算出すると、3

~5年で投資費用を回収できるケースも少なくありません。

また、昨今では費用対効果を求める傾向から、労働力の補填、高負荷作業の回避、熟練技能の継承といった

付加価値を求めて導入するケースも多くなっています。

一例として、食品工場のベルトコンベアライン上で複数製品をピッキングし、それぞれの種類ごとに箱詰めする工程の産業用ロボットの導入の事例を紹介いたします。

従来はパートアルバイト3名によって、流れてくる製品を目視によって、

人の手でピッキングし箱詰めを行っていたところを、天吊り型ロボットにビジョンセンサーを付けて完全自動化へ。

パートアルバイト3名の人件費を天吊り型ロボットに置き換え、投資回収を3年で実現いたしました。

パートアルバイトは人で行うため、当日の欠勤や人員不足等の問題がありましたが、

産業用ロボットはミスなく24時間稼働することができ、生産ラインの安定稼働にもつながり、

製造原価の低減にもつながりました。

このような実際の導入事例をご紹介しながら、産業用ロボット・協働ロボットの導入に関わる基本をお伝えする

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