Question

産業用ロボットにカメラを付けた検査ではどのようなことができますか?

Answer

検査では、キズ・汚れ・バリ・ヤケなどの外観検査や、寸法や形状・付属部品の有無を確認する形状検査、色ムラや抜けや色違いを識別する色検査など様々です。これらは製品が金属か樹脂かなど材質により難易度も異なり、それによりカメラの選定も異なります。

基本的にカメラはカメラメーカーから産業用・協働用ロボットで使用できる機種を選ぶことになります。

最近ではAI検査装置も販売されており、これまで人が閾値設定をしていたものを、AIの自動学習により設定を簡略しつつ精度を上げる事が可能な装置も一般的になりつつあります。人による目視検査がこれまで一般的でしたが、生産量の多い製品については検査精度の安定・労働力不足対策という観点でロボットでの自動化への移行を検討される企業が増えてきており、弊社へのお問い合わせも増えている状況です。