Question

ティーチングの工数を削減するには?③

Answer

ロボットの機能を使う事も効果があります。以前にティーチングした事のあるワークとの共通性がある場合は、コピーをし修正。同じような溶接工程がある場合には、コピーしシフト変換を繰り返す。この2つは、ティーチングしたプログラムデータを利用してティーチング時間の工数を削減する例です。また、ポジショナーを据え付けているお客様では、ロボットとポジショナーとの協調制御を使うことにより曲線のティーチングポイントが少なくなり,溶接姿勢も理想的になる事から、修正も少なくなり工数削減に効率的な方法も御座います。
ティーチングにおいて、溶接条件を設定することも工数を左右すると思いますが、すみ肉や突き合わせの条件が予めロボットの中にセットされている溶接条件自動設定機能(例:パナソニック製…溶接ナビ)を利用すれば,脚長や板厚だけを指定することで最適な溶接条件を設定してくれる為,溶接条件を探るトライ時間が短縮できます。