2022年06月02日
型式
ファナック ハンドリングロボット  M-10iA/R-30iA
業種
自動車部品加工
サービス

FANUC診断

内容

グリス交換

外乱値測定

ロボット本体の異音・振動の有無

データバックアップ

制御・本体バッテリー交換

外観チェック

作業内容

切削加工機からのワークのロード・アンロードの工程で使用されていたM-10iA/R-30iAの点検を実施させていただきました。

毎年、夏の暑い時期になると、ロボットの制御盤内の熱異常などといった軽微なエラーによるチョコ停が多発しているとのことでご相談を頂きました。

お話をお伺いすると、ロボットを導入されてから6年ほどノーメンテナンスで稼働されていたということで、制御盤の排熱ファンに汚れが堆積し、

十分な排熱機能を果たしていない様子だったため、点検をご案内させて頂きました。

点検を実施した結果、排熱ファンが埃と切削油の堆積により、停止していたことが判明し、そのほかにも不調に至る要因を何か所か判明いたしました。

それに対しての夏本番を迎える前に不良部品の交換をしたことで、夏のチョコ停が大幅に削減されたとのことでした。

夏にエラーが多発するといったお悩みをお持ちの方がお見えであれば、一度メンテナンスをご検討ください。

 

FANUCに関する外部リンク一覧

・FANUCのメンテナンスについて

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