2026年04月24日

保守・メンテナンスがもたらす稼働率最大化とコスト削減

【目次】

  1. FANUC産業用ロボットの保守・メンテナンスは「予防」が利益を生む

  2. 保守に関するよくあるトラブル事例

  3. 全国6拠点のネットワークが実現する「即応保守体制」

  4. 【導入事例】メンテナンスによるダウンタイム削減の効果

  5. FANUC製ロボットの保守に関するよくあるご質問(FAQ)

  6. お問い合わせ・無料診断のご案内

 


1. FANUC産業用ロボットの保守・メンテナンスは「予防」が利益を生む

  • 記事のポイント

    • なぜ故障する前のメンテナンスが製造現場の利益を最大化するのか

    • ダウンタイム(停止時間)がもたらす損失の定量的な考え方

    • 事後保全と予防保全のコスト比較

 

産業用ロボットのメンテナンスにおいて最も重要なのは「故障発生後の対応」ではなく「故障を未然に防ぐ予防保全」です。

FANUC製のロボットは世界トップクラスの信頼性を誇りますが、

過酷な製造現場での稼働が続けば、グリス切れやケーブル断線、冷却ファン等の経年劣化は避けられません。

突発的なロボット停止は、ライン全体の停止を招き、短時間であっても数百万円規模の生産機会損失を生む可能性があります。

特に、現場の管理責任者様にとって「機械が止まる」ことは最大のリスクです。

そこで、定期的な点検と部品交換をスケジュール化し、このリスクを最小化することが重要です。

突発的な修理対応にかかる費用と、稼働を止めないための計画的なメンテナンス費用を天秤にかければ、

後者の方が圧倒的にランニングコストを抑えられることは明白です。

ロボットの安定した運用には、お客様の稼働状況に合わせた最適なメンテナンス計画を立案し、実行することが必須です。

 


2. 保守に関するよくあるトラブル事例

  • 記事のポイント

    • 産業用ロボット特有の劣化しやすい部品とは(バッテリー、ケーブル、グリス)

    • 異常アラームへの対処

    • 古い機種へのサービス対応の可否

 

FANUC製ロボットを長期間運用する上で、特に対策が必要な箇所は限定的です。

多くの場合、駆動部のグリス劣化・ギヤの摩耗によるガタや、

経年によるケーブル被覆の硬化・断線、バックアップ用バッテリー切れが、トラブルの要因となります。

特に製造環境によってはスパッタやホコリ、オイルミストが冷却ファンに詰まり、

制御装置内の温度が高まり基板の劣化を加速させるケースもあります。

これらは定期的な点検項目に含まれますが、現場担当者様の多忙さにより後回しにされたり、

熟練の保全技術が必要となり、放置されていることも少なくありません。

これにより急な減速機の故障によるロボットの位置ズレ多発が要因の不良発生率の急増や、ケーブル断線による通信異常による設備停止等が起こり、

生産効率の低下や数百万単位での生産機会損失が生まれてしまうのです。

弊社TECHNOREACHのメンテナンスサービスでは、これらグリス・バッテリーなどの消耗品交換から、

各軸の動作精度チェックまで幅広くカバーしています。

また、メーカーのサポートが終了した機種であっても、新規ロボットや中古ロボットへの入替や、メーカーとの連携による部品交換対応等、

可能な限り生産を継続させるサポートが可能です。「メーカーサービスに断られた」という場合でも、一度弊社へご相談ください。

 


3. 全国6拠点のネットワークが実現する「即応保守体制」

  • 記事のポイント

    • 本社(愛知)に加え、浜松、静岡、埼玉、仙台、広島への展開

    • 拠点があることのメリット(移動コストの低減、対応レスポンスの早さ)

    • 技術者のスキル均一化への取り組み

 

弊社の最大の強みは、愛知県の本社に加え、浜松、静岡、埼玉、仙台、広島の各営業所・事業所が連携した強固な全国サポート体制です。

産業用ロボットの突発停止は一刻を争う事態であり、遠方のサービス拠点からの出張では、到着までに多くの時間をロスしてしまいます。

弊社は地域密着型の拠点を展開することで、万が一の際にも最寄りの拠点から技術者が迅速に駆けつけ、ダウンタイムを最小限に抑えることが可能です。

また、社内の基幹システムにより各拠点の過去のトラブルシューティングやFANUCロボット固有のノウハウを共有しています。

拠点が変わっても提供されるメンテナンスの品質は常に一定水準を保っており、全国に工場を持つ企業様からも、

拠点単位で管理を任せられる「信頼できる保守パートナー」として高く評価いただいております。

コストメリットを追求しつつも、メーカー正規保守に近い安心感を求める現場責任者様にとって、当社は最適なサービスを提供しております。

 


4. 【導入事例】メンテナンスによるダウンタイム削減の効果

  • 記事のポイント

    • 自動車部品工場での事例(導入前と後の比較)

    • 具体的なコスト削減額と稼働率向上数値の提示

 

ここでは、実際に弊社がサポートした自動車部品工場様の事例を紹介します。

こちらのお客様では、稼働後8年が経過したロボットの突発停止が頻発しており、月平均で合計4時間の生産ライン停止が発生しており、

その影響で、月間約200万円の機会損失が発生している状況でした。

弊社では、まず現状のロボットの稼働状況を確認。特にJ4軸のモーター負荷が高くなっており、定期的なグリス交換と外乱値の定期的な計測をし、

一定の外乱値以上になった場合には予防保全としてモーター交換を実施するようにしました。

さらに、経年劣化が見られたティーチングペンダントケーブルを計画的な交換も実施しました。

その結果、導入後の半年間で突発的な故障による停止回数は0回となり、ダウンタイムは年間でほぼゼロまで減少しました。

保守費用を差し引いても、生産性向上により年間数百万円の修理コストと生産機会損失を低減できたとの評価をいただくことができました。

このように、メンテナンスへの投資は、将来的な損失を回避するための「保険」ではなく、生産能力を底上げする「攻めの投資」となります。

 


5. FANUC製ロボットの保守に関するよくあるご質問(FAQ)

  • 記事のポイント

    • メーカー保証との関係

    • 対応エリアの拡充について

    • 複数拠点まとめての契約が可能か

 

Q. メーカーの保守サポート契約中ですが、依頼しても大丈夫ですか?

A. はい、問題ありません。メーカーサービスにしか依頼できなかったお客様より、

 コスト最適化のためのセカンドオピニオンとして弊社をご利用いただくケースが増えています。

 又、弊社がサービス対応を行ったロボットであってもメーカーの保守サポートが切れることはありません。

Q. 浜松や仙台など、拠点が近くない地域への出張は可能ですか?

A. はい、可能です。弊社は愛知県の本社に加え、浜松、静岡、埼玉、仙台、広島に拠点を構えており、広域をカバーしております。

拠点から遠方であっても、まずは最寄りの拠点より状況を診断し、最適なご提案をいたしますので、お気軽にご相談ください。

Q. 複数工場をまとめて管理を委託できますか?

A. 可能です。各拠点の情報を一元管理し、全社のロボット稼働状況に応じた定期点検スケジュールの立案や、

 統一したメンテナンス基準の適用が可能です。工場ごとに担当者が異なるといった管理負荷を軽減できます。

 


6. お問い合わせ・無料診断のご案内

貴社のロボット稼働状況に不安はありませんか?

「最近、動作音が大きくなった」「異音がする」「複数の工場でメンテナンスを効率化したい」といったお悩みがあれば、

まずは無料診断をご活用ください。

現状を拝見し、貴社に最適な保守・メンテナンスの計画をご提案いたします。

お問合せフォームまたはお電話にて、お気軽にお問い合わせください。

貴社の生産現場を止めることなく、効率的な運用を実現するために、TECHNOREACHが全力でバックアップいたします。

 


+ 弊社FANUCサービス 事例紹介

ティーチングサービス

iRVisionやMechmindを活用した3Dビジョンティーチングやバリ取りなどの力覚センサーを活用したティーチングまで

様々な事例を紹介しております。

 

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