2017年10月26日
ブログ

産業ロボット業界は需要増が続き活況を呈しているようです。

2015年現在、世界中で稼働している産業ロボットの台数は約163万台と言われています。

(2014年は約148万と言われていたので、1年で約15万台増えた事になります。)

そのうち、日本は約28万6500台と世界一のロボット大国です。

ですが、需要を牽引しているのは中国で2014年の約18万9030台から2015年は約25万6400台と大幅に増えています。

(日本は2014年は約29万5800台だったので実は減少しています。)

これは内陸部の出稼ぎ労働者の減少と、都市部の若者が製造業を敬遠している影響等で人手不足となっている背景があります。

その対策としてロボットの引合いが増えている事が主な要因となっており、製造業の高度化を目指す政府も企業に補助金を出すなど導入を促進しています。

産業ロボット各社も中国の需要増を取込もうと、投資を拡大しているようです。

来年には、中国が稼働台数世界一になっているでしょうか。