2017年05月10日
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パナソニックロボット:タワーズのアクティブワイヤー溶接法をご存知でしょうか?
低スパッタを実現した溶接方法で、溶接中にワイヤー送給の正送と逆送を繰り返すワイヤー送給制御で短絡周期をコントロールしてスパッタ発生を抑制するものです。
2010年頃からタワーズの新工法として発売されましたが、今年2017年にスーパーアクティブとしてサーボプルモーターの出力アップ・強制空冷機構の一体化などにより、メーカー推奨溶接電流(安定した溶接ができる電流上限目安値)が軟鋼でCo2ガス/1.2mmワイヤーで320Aまでと広範囲領域で能力発揮できるようになりました。
低スパッタだけでなくアークスタートが良好なところも優れものです。
弊社ユーザー様でも数台稼動しているお客様の声では、低スパッタのおかげで冶具の清掃がとても楽になったとのことです。
製品へのスパッタ取りが激減する共に、ロボット設備機器にもやさしいスーパーアクティブタワーズはお勧めです。
展示会やパナソニック施工センターで実際のアークをぜひ見て下さい。低スパッタに驚くこと間違いないと思います。

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