2015年03月06日
ブログ

皆さんこんにちは。

今日は、起動方式の違いについて話したいと思います。

ロボットを動かす為には、起動信号を入れてあげなければなりませんが、

沢山の機種がある場合、設備から機種を選択して動かさなければならないですよね。

その際に、番号を選んで起動する方式を番号選択式と言い、

予め、動かしたいロボットのプログラムNoを選択しておいて、起動信号を入れ、

ロボットの作業が終わったらプログラムが終了してしまいます。

他に、マスター方式(ループ方式)があり、予め元となるプログラムを走らせておいて、

後から機種を入力し、条件分岐させて、作業が終わったら元となるプログラムに戻り

また、条件が入るまで動作し続ける方式です。

それぞれメリットデメリットがあり、下記の様になります。

番号選択式

メリット:機種の照合が簡単で、プログラム単位で終了するので安全。

デメリット:起動時に信号のやり取りで少し時間がかかる

マスター方式

メリット:機種番号のみで動作が可能なので起動が早い

デメリット:常にプログラムが走っているので、不用意な信号で動いてしまう。

起動時に安全確認が出来ていないとロボットが動いてしまい干渉する

その他にも仕様によって、違いはありますが、安全面から言うと、番号選択式の方が、

お勧めと言えます。